CyberDiary

August 29, 1998 [曇り]

 今日は記念すべき日本でのiMac発売日。で、どこに売ってるってんだよ!
 それにしても、関東圏の雨はすごいようだ。神戸の震災のときよりも迅速に対応されているようだ。まだ、神戸の問題が解決していないのに、関東圏の場合はすでに対策が進んでいるというのは納得行かないところだ。
 それに、何だ。長銀に8000億円を拠出してやるなどと勝手なことをしているが、首相官邸を2001年までに450億円で建設するだと?馬鹿じゃないか。
 今は、公共事業を無理にする時期ではなく、出費を抑えてリストラをする必要があるのに、何を考えているのか。アメリカのアナリストが、日本の議員はやる気も知恵もないと評することを何とも思ってないのだろうか。
 これほど、国のこと、国民のことを考えられない人たちが、国家の中枢を任されている国も現代では化石並に珍しい。

August 26, 1998 [晴れ]

 昨日は早々と12時までに寝てしまった。朝の2時とか3時に寝苦しくて何度も起きたが、9時頃には暑くて起きた。
 ボツボツと宅建の勉強をしてみる。昼は外食にするため、11時前に家を出た。
 近所を歩いてみる。駅まで行って銀行へ行こうと思ったがカードを忘れたので一度家に戻る。タオルを持って、再び、ブラブラとあるきながら、銀行と郵便局へ。
 40分程歩いたので十分に運動になっただろう。ポム・ド・テールでランチ(\1000)を食べて、じっくりと休んだ。それから本屋へ行って、ファイルメーカー・プロの本を探したが、簡単な操作マニュアルが1冊あるだけだった。VBAの実例集は面白そうだった。
 本屋の外でサンデーの立ち読みをしたら非常に汗をかいた。ダラダラと首筋から顎から汗が流れ落ちる。
 歩き出すと風があって非常に気持ちの良い天気だった。
 野洲町は所々に細い路地があるが、水路も同様に細かく流れている。水路をたどると裏路地に入っていったりして、結構面白いものだ。もうすぐ、野洲に来て3年。まだまだ、発見はあるだろう。

August 24, 1998 [曇り]

 調和とは、周囲に自身を合わせることである。
 それがモノであっても同じだ。花を飾るとき、部屋の雰囲気に合わせて花を選別し、花瓶を決める。しかし、花に合わせるため部屋の雰囲気を変えてしまうのは愚行とも言える。
 その行動は調和を乱す行為である。
 人は熱中するとその対象にのみ目がいってしまう。それを引き立てるために周囲を様々に飾り立てたりすると、結局調和を失う。
 自分を過信すると、それは間違いなく失調となる。おごることなく周囲に目を配ることから調和が生まれる。

August 23, 1998 [曇り]

 無茶苦茶腹が立った。今でも収まらない。
 交差点を曲がってすぐに前の車が停車した。左には余裕がないため車道にそのまま止まった。右は前から右折の車が来る。
 クラクションを鳴らすと、ギアをバックに入れて、ドアを開けてこちらをうかがう。それでもクラクションを鳴らしていると降りて行ってしまった。
 これも常識外れだが、後ろの車も俺を追い越そうとする。こういう常識外れの状態を黙認することもまた卑怯だ。周りの誰もこれを放置したことになる。
 こういうとき、周りの全車が抗議のクラクションを鳴らすべきなのだ。そうすれば、数に圧倒されて退散するのではないか。

August 20, 1998 [晴れ]

 今日の昼は守山のオリーブ・キッチンへ行った。丁度満席で待つことにしたが、どこで待ってくれと言われることもなく、ただ入り口に突っ立っているだけだった。こういう応対はあまりよろしくない。
 すぐに3人程の客が外へ出たが、後ろに二組目が来るまで座席へ案内されなかった。
 さて、キノコとバジリコのスパゲッティ(\1080)を注文した。しかし、バジリコのかかったスパゲティは後から座った隣の席へ。こちらにはキノコは載っているが、刻み海苔が大量に載ったスパゲッティがやってきた。確かに、スープの隅っこにパジルが浮いているようだ。
 海苔の味があまりにも強く、バジルの味などどこにもなかった。まあ、フレッシュバジルでないと香りを楽しむことは無理だろう。それにしてもかなりの量があり、単調な味では最後まで食べるのは苦痛と言っても良い。また、前菜やドリンクがおかわり自由とは言え、腹が一杯ではどうにもならない。
 前菜はどれも悪くはなかった。また、ドルチェ(\280)を追加で注文したが、7種類の中から3品を選ぶことができ、ティラミス、シフォンケーキ、コーヒーゼリーを食べる。ただスポンジだけのシフォンケーキは味気ないことを知った。ティラミスは少量だが味は良かったのではないだろうか。

 さて、晩に夕食に招待されて、赤ワインを持っていった。フランス産の「ジュヴレ・シャンベルタン」(\5600)とかいうやつだ。
 アルコールを買うのは初めてだ。どうせ試すなら安い物で味を云々言うよりも、少々値のするものをと思って買ってみた。
 確かに酸味や苦みがなく、サラッとしている。アルコール度数は14度で、すぐにカッと来る。
 こちらの家にはバジルの鉢植えがある。その葉をちぎると非常に濃いバジルの香りだ。やっぱりこれだね、というところだが、餃子の中に入ってしまったようだ。うーん、バジルの香りはないぞ。
 火が通るとバジルの香りはなくなってしまうのかな。

August 19, 1998 [晴れ]

 昼は喫茶店でミートソースのスパゲッティを食べた。
 晩は早めにポポラーレでボロネーゼ(\800)を食べた。フェットチーネとミートソースだ。ここのミートソースは甘いソースだ。
 サターン用のゲームソフト「THE HOUSE OF THE DEAD」を買ってきた。バーチャガンがないとまったく面白みがない。それにしても、どこにも在庫がないのは弱ったことだ。

August 16, 1998 [晴れ]

 久々に気持ちよく晴れた。
 山口から三谷が戻ってきたので、一緒に出かけることになった。
 昼はこれも久々にカーサ・コロニカへ行った。何と言ってもボリュームがあるのだが、予算はやや高めなのだ。
 イカ墨のリゾット(\1400)、兎の軽い煮込み(\3400)、ワインにペッシェビーノ・ビアンコ(\1500)のハーフボトルを注文した。
 ワインはパスタハウスでよく見かける魚の形をしたボトルだった。ここでようやく名前に気がついた。ペッシェ(魚)、ビーノ(ワイン)、ビアンコ(白)とそのまんまだったのだ。非常にあっさりとしていて、渋みがまったくない。アルコール度数が11.5度とは思えないくらいスッと入っていく。でも、グラス1杯が私の限界だった。
 次に念願のイカ墨のリゾットだ。これを待ちに待っていたのだ。具が減ったように思うが、イカの歯ごたえは非常に良い。食べると徐々に深い味が広がり、幸せ感で一杯だ。
 兎はオレンジ色のソースで煮込まれていた。ブドウの粒が見えたが、正体はよく分からない。味は非常にシンプルで、鶏肉のようだが、非常に弾力がある。ただ、細くてしっかりした骨が付いているので多少の食べ難さがあった。
 最後にカプチーノを飲んで、しばらくして店を出る。出口のカウンターの横にペッシェビーノの空き瓶が売られていたが、自分たちの飲んだ空き瓶を持って帰ることができた。

 一度自宅へ戻り、野洲駅から電車で大津駅まで行った。
 アーカス、オーパ、パルコと歩き回った。雑貨など安い物、珍しい物を色々買いたい人にはオーパが一番おすすめだ。アーカスはゲーセンと安い食事を楽しむ、パルコは少し良い物を買うという感じだろうか。
 ちょっと、パルコの存在意義が薄い。でも、パルコのカプリチョーザは相変わらずの行列だった。オーパにも同じカプリチョーザがあるのだけど、こちらは分かりにくいのか、空いている。
 大津市内の湖岸沿いを歩いたのだが、やっぱり商店がまったくないため湖岸沿いを歩く観光客はいないだろう。大きな公園には釣り客とカップルとがいるだけだった。
 大津だけでなく滋賀県全般に中途半端な都市化があって、よく見ると結局何もない田舎でしかないのだ。それでも、先の3カ所には人が一杯いた。
 夕食はパルコの中のトンカツ屋で食べた。1000円ほどで定食のおろしとんかつを食べたが、ご飯とキャベツはおかわり自由というサービスだ。とんかつも見た目大きかったが、スッスとお腹に入っていった。滅多に食べない物を食べたのだった。

August 15, 1998 [曇り]

 曇って湿度の高い日が続いている。今日は、ダ・ソーロへランチを食べにいった。
 栗東の1号線沿いにあるダ・ソーロへは、以前に一度だけディナーを食べに行ったきりだった。
 ランチは4種類、デザートの付くCランチ(\1300)を選ぶ。パスタは3種、デザートは2種から選べる。
 まず、前菜が4品出た。どれも見た目はパッとしないが、味は上出来だ。大抵前菜の半分はろくでもないが、全部を食べられたのは初めてと言って良い。
 パスタは生クリームのエリーケ。パスタはねじれたショートパスタだった。これに角切りした自家製パンチェッタ(豚もも肉の塩漬け乾燥肉)と軽いクリームソースとチーズが絡む。パンチェッタの塩気と上にかかったコショウがピリッと辛いメリハリある味だ。
 デザートはフルーツポンチにバニラアイスが載ったものだった。エスプレッソは無茶苦茶濃かった。今度はカプチーノにしよう。

 さて、店を出て、ガソリンを満タンにしてから永源寺ダムへ行ってみた。
 ともかく、カーナビをセットしてその通りに走ってみた。これが結構蛇行が多い。狭い在所の中も平気で突っ走る。
 甲西町の菩提寺から竜王町、蒲生町、日野町を通って永源寺町へ入った。山奥かと思っていたら、まだまだ近江盆地の中であった。
 永源寺ダムも平地から少し谷間に入ったところにある。特に涼しくもなく、景色が良いわけでもないが、観光客はひっきりなしにやってくる。とにかく、何もないところだった。
 帰りは、八日市市から近江八幡市を通って野洲へと戻ってきたので、八風街道(国道421号線)を真っ直ぐに走るだけであった。来るときに街道の左右を蛇行しことに気付いた。なぜだ。

August 13, 1998 [曇り]

 今日は13日の木曜日。それだけだ。
 盆休みに入って、昨日も今日もよく寝る。しかし、今日は12時には起きた。
 電車で京都へ行くことにするが、お昼は草津で途中下車した。
 ジョルナータは相変わらず大忙しだ。パスタランチ(\1000)は、トマトソースがなんやらとケッパーと書いてあったのでパスして、定番のボロネーゼにした。
 相変わらずコシの強いシコシコ麺だ。ラーメン好きならこれはいけるな。そう言えば、昨日の晩飯はら王のとんこつだった。
 デザートのココナッツ・ジェラートは独特の甘みと香りがブワッと口中に広がる。美味であった。
 再び電車に乗って京都駅へ。そして、地下鉄で四条へ出る。
 久々に京都大丸に寄った。ポール・スミスだが、相変わらず5ボタンのパンツが多い。ジーンズなんていつまでも買えないままでいる。タオル二枚(\1500/\3000)とシャツ(濃いグレー地に薄いグレーの細かな格子柄/\12000)を買った。
 それから、寺町京極まで行ったけど目的が果たせず、四条柳馬場あたりまで戻ってきて、ジローへ入った。
 何々、ピーチのシフォンケーキだって。ということで、シフォンケーキセット(\900)で時間をつぶした。
 ところで、この店の「ジロー」という名前は「GIRAUD」と書く。ちなみにフランス語で「GIROND」(ジーロ)はグラマーな女性という意味だ。
 4時頃まで考え事をしながら過ごし、談でワールドカップのムックを買って帰ってきた。
 家に着くと汗びっしょりだ。

August10, 1998 [晴れ]

 円安が進んでいる。日本売りと言うより、小渕売りというべきだろう。
 所沢でダイオキシン被害が深刻化しているが、こういう健康被害に真剣に取り組まない地方自治体にこそ、国がトップダウンでの指導力を発揮せねばならない。
 ましてや、県も国も一緒になって問題をひた隠しにしているようでは、日本国民全員が世界から奇異なマゾヒストと呼ばれ兼ねない。

August 7, 1998 [雨]

 ああ、ひどいことだ。
 コーヒーを飲もうと思って、インスタントコーヒーをカップに入れたまでは良かったが、ポットのお湯が残り少なかった。そこまでは、まだ良い。
 これは水を足さねばと思い、ポットに水を注ぎ入れた。なみなみと・・・。
 このため、コーヒーは飲めなくなってしまった。お湯が沸くまでの我慢である。

August 4, 1998 [曇り]

 今日は守山にある焼き肉屋へ行った。併設された肉屋がやっているようだ。
 値段は手頃で、味も悪くはない。まあ、選りすぐった物かどうかは分からないけど、十分に腹一杯食べた。
 しかし、注文した物が30分しても出てこない。それが、ビールであってもだ。呼び鈴を押しても全く反応がない。まあ、これは店としては最悪だ。そのうち何を注文したのか忘れるくらいである。
 やっぱり食べ物のレベルと店員のレベルはある程度比例する。どちらにしても、店員の質の低い店に通うつもりはない。

August 3, 1998 [曇り]

 長いものに巻かれる人生なんてつまらない。
 目的もなく大学に進学したって張りがない。ただ与えられた仕事を繰り返すなんて面白くもない。
 目標があるなら、どんなに険しくとも1歩ずつ進めばいい。目標がないのなら未開の冒険と同じだ。それでも、進むしかない。
 みんながやっていることを追随することに魅力を感じない。
 映画が好きでも、みんなが見た後の映画を見ようとは思わない。Windowsを否定はしないが、個人の生活に受け入れはしない。どんなに負けようと阪神を応援し、巨人を否定する。集団行動は他人を認めての行動ではなく、自分の保身をする隠れ蓑に過ぎない。だから、日本人にはそこから抜け出す勇気がない。
 訳の分からないままに増えていくWindowsユーザーを後目に Macintosh を使うことは開拓精神でもある。
 ファッションにしても自己流の物さえ持っていれば無駄な流行にお金を使う必要はない。おごりではなく分相応を知ることが大切なのである。

August 2, 1998 [曇り]

 吉本興業が会社説明会を5千円の有料制にすると発表した。
 さすがというのか、問題の解決策に金を結びつけるところがすごい。
 いくら冷やかしの学生が多いとはいえ、就職を希望する学生からお金を徴収するなんて、変な詐欺まがいの商法と同じだ。もちろん、これは詐欺ではない。誰も採用しないのにお金を集めると詐欺になる。
 それにしても、思い上がっているとも思える。新人タレントの養成も学校という形で授業料を取っている。その上、社員の就職説明会までもとなると、その内、面接はいくら、社員教育はいくらなんてやりかねない。(笑)
 しかし、説明会を有料にすることに意義は少ないと思う。冷やかし半分の生徒をなくそうということだが、有名企業に入ろうという人間は、まず冷やかしに近い気持ちでの選択なのではないだろうか。ようするに、企業の社風を知っている訳でもなく(そうでもないか)、実際の仕事の内容が分かっている訳でもない。有名だから入ってみようか、というほとんど冷やかしの安易な選択とも言える。
 有料だと余計に遊びの感覚になるか、ちょっと常識的に考えれば、そんな企業は選択しまい。ハッキリ言えば、それでも就職したいという学生は、よほどその仕事を理解しているか、ただの冷やかし(お金を払ったらただではない)かどちらかだろう。
 どちらにしても、普通の企業の選択肢ではないし、普通の学生の選択肢でもない。これで需要が合致するのならそれも一方策であろう。

August 1, 1998 [曇り一時雨]

 今日は菩提寺商店会の夏祭りの手伝いで昼からの時間を費やした。
 手伝いをしながら、ジュースを飲んで、フランクフルトを食べて、焼き鳥を食べ、かき氷をもらい、綿菓子ももらった。弁当が出たときには腹一杯だ。
 でも、弁当を食べるまもなく、焼き鳥を焼いていた。
 最後に残った焼き鳥とフランクフルトを食べた。