CyberDiary

samedi 31 juillet 1999 [beau]

 今日は商店会のイベントを手伝った。指がすり切れて痛い。
 夜、「透明人間」(ジョン・カーペンター監督/1992年)という映画をTVでやっていた。
 事故で透明人間になってしまったニックが、仲間に取り込もうとするCIAに追いかけられるというストーリーだ。
 昨今、日本でも盗聴法案なるものが施行されようとしているが、まさにこの映画でCIAは彼の会社の通話を盗聴し、彼への電話を記録していた。もちろん、そこから関係者へも捜査が及ぶ。
 その姿はまるでCIAの方が透明人間ではないかと思わせる。当のニックがCIAの捜査を探るためにそのオフィスに忍び込むのはもちろんそれらしい。しかし、疲れのあまりあくびをして見つかるなんて、こちらの方がいくらか人間らしいではないか。
 密かに日常の会話を盗聴し、その情報を元に力で相手を制圧するCIAの姿はどう見ても正しくあるべき人間の姿ではなかった。そう、最後には天罰が待っているのである。
 だが、これは映画の結末。ニックはハッピーエンドだが、現実にこのような結末が訪れるはずもない。

jeudi 29 juillet 1999 [mauvais]

 パソコンを使うのに何から勉強するのだろうか。昔は、BASICから始めたり、DOSから始めたものだが、今はそんな物はいらないのだ。
 じゃあ、ワープロ?表計算?いやいや、基本は漢字変換(Input Method)でしょう。
 ワープロを勉強する中に含まれているとは言え、これはすべての基本。しかも、ワープロの機能ではない!
 漢字変換システムは日本語を入力するために考えられた単独の機能なのだ。ワープロはあくまで紙の上での作業を行っているのであって、鉛筆としての機能は持ってないということになる。
 そうやって、ワープロを取りあえずやってみる。だが、これでは面白くない。そこには変化がないからだ。
 コンピュータの面白味は変化する情報を制御することだ。表計算はこれをダイレクトに実現してくれる。そして、視覚に訴えるグラフなども作ることができる。
 だが、もっと面白いのはデータベースだ。ランダムに与えたデータを整理して取り出す。ここにはデータを作るときと必要な時の時間差がある。それらを制御するためには多少のプログラムも必要となってくる。
 最近はこれらの3大ソフトの機能も複雑に絡み合ってきた。マクロを使ってプログラム制御もできるようになった。プログラムを作ることはダイナミックで面白い。
 ワープロであきらめるのはもったいない。その後には更にエキサイティングな、本当のコンピュータの楽しみが待っているのだから。

mercredi 28 juillet 1999 [beau]

 時々妙なことを考える。いつもか?
 ホームページをやっていて、そのオーナーが死んだらどうなるんだろうって・・・。
 もちろん、メールやBBSへの返事はなくなるわけだが、ホームページは消えてなくなる訳じゃない。プロバイダとの契約も1年単位だと、銀行口座がなくなって引き落としがされなくなるまで存在することになるかもしれない。
 もし、ホームページが資産価値を持っていたらどうなるのか。その使用契約をプロバイダから引き継ぐことは可能だろう。
 フリーソフトや記事内容がどれだけの価値を持っているかは分からないけれども、知識の蓄積であるページであっても永遠ではなく、人の人生とリンクしている以上、そこにも寿命があるということだ。
 100年後、今ある個人のページはまったくなくなっているのだろうか・・・。

samedi 24 juillet 1999 [chaud]

 会社のお中元を分けてもらった。すでに、6つもゼリーを食べた。おなかがヒンヤリしている。
 最近はたらみのゼリーやイチゴとナタデココの詰まったヨーグルト(ババロアに近い)をよく食べる。
 晩飯はご飯1杯だけだったので、先日のヤングも食ってみた。中身はしまって固い。まだ、熟してないのだろうか。匂いもない。種はやたらに詰め込まれている。味もない。なんじゃこりゃ。
 まあ、いいや、ゼリーがあれば幸せだ。しかし、このペースで行くとすぐになくなりそう。だって、ゼリーって腹膨れないんだよね。って、おなか一杯ゼリーを食うほうが変かもしれん。

jeudi 22 juillet 1999 [mauvais]

 今日、ヤングと言う名の果物を見つけた。遠目にその黄色い姿はメロンのように見えたが、正体はマクワウリだった。
 とりあえず1つ150円というので買ってみた。まだ、食べていない。実はあまり好きではないのだった。
 スイカも1つもらったが、一人では食べられるはずもない。実はこれもあまり好きではない。
 メロンと言えど、実は好きなタイプとそうでないタイプがある。表皮に網の目があるタイプのメロンは好きなのだが、瓜タイプのつるっとした方はどうもね。
 これはスイカにも共通で、あの青っぽい匂いがどうにもダメなのだ。何となく虫になった気分を思わせる匂いなのだろうか。

demanche 18 juillet 1999 [mauvais/pleut]

 昼から長浜へ行く。湖岸道路を車で走って1時間20分。駅前の駐車場は1時間200円と安い。
 黒壁ガラス館やビワコオルゴール館などに行く。帰りに中主の鮎家の郷で飯のおかずを買い込んだ。

samedi 17 juillet 1999 [mauvais]

 祇園祭の山鉾巡行を見に京都へ出る。9時始まると聞き、着いたのは9時半だったが、ちょうど長刀鉾が四条河原町にさしかかったところだった。
 込み合う辻で山鉾が向きを変える「辻回し」を見ていた。かなり込み合って大変であった。
 押した云々で女同士の激しい喧嘩。よりによって込み合う目の前でやるなって。
 そんなこともありながら、最後の南観音山まで見たのであった。総勢32基の山鉾を見終わったのは12時頃だった。
 それから大丸のポールスミスへ行き、スラックスを買う。と言っても、お金を持っていかなかったので、着払いにしてもらった。頼めばなんとかなるものだ。もちろん、10年のおつきあいの賜物といえよう。
 その後、嵐山へ向かい、予約していたル・プラ・プリュへ。ここのフレンチはボリュームもあって安い。もちろん、美味しいのだ。
 今回は一番高い3000円のコースにした。どのコースも選べる幅が大きいのも良い。例えば、メインディッシュだと魚と肉の10種類の中から1つを選択できる。
 前菜はなくなっていた。野菜スープ、ムール貝の香草焼き、牛腹肉の赤ワイン煮、デザート(6品)、紅茶となった。
 もう、メインの段階で腹は一杯。朝飯も食べてないと言うのに。デザートも良かったが、紅茶が美味しかった。
 野菜スープは少々苦手な感じだったが、ムール貝はやはり香りと食感に優れている。
 牛の赤ワイン煮は柔らかい部分とやや固めの部分が残っていた。少し濃いめの味になる。
 立ち疲れて、歩き疲れた状態を少し回復させて化野念仏寺(\500)へ。食後1時間も歩いたのである。
 帰りはバスで京都駅まで(\250)戻った。電車を2回乗り継ぐより安くて効率的だ。
 歩き疲れてヘトヘトで帰ってきた。もうダメだ・・・
 夜、KBS京都で祇園祭の中継放送を見る。辻の中で行われていたパフォーマンスなど細かい部分のチェックができて良い。まあ、ちょっとカメラが頻繁にあちこちに切り替わって分かり難いけども。

vendredi 16 juillet 1999 [mauvais]

 今日は祇園祭の宵山へ行く。22時頃には明日の本番に備えた予行演習が本番さながらの笛や太鼓を響かせながら行列を行う。
 大きな山鉾を見上げながら四条通を歩く。明日はこれが動くのだ。それは壮大な行事である。
 そして、夜の山鉾が見れるのは今日が最後となる。

mercredi 14 juillet 1999 [mauvais/pleut]

 昼はピノーリでランチB(\1200)を食べる。カルボナーラだ。
 携帯電話を新しくした。考えた末、i-mode 対応の電話機にした。
 待ち時間の間に近鉄百貨店でパスタを買う。
 ここの品揃えはバラバラである。メヌッチ、ブイトーニ、スピガドーロ、デルベルデ、マ・マー、青の洞窟、明治屋などである。特に先頭の海外ブランド4つの種類が多いのだが、どれもそろっていない。リングイネは1つもなかった。メヌッチのリングイネが欲しい。
 スピガドーロのイカスミ入りスパゲッティとカネロニ、デルベルデのタリアテッレ・スピナッチ、青の洞窟のスパゲッティを買った。どれも初である。
 特に念願のカネロニがうまそう!思ったより小さいものだ。
 パスタソースもMMCなど3つを買った。イカスミ、バジル、ホタテのクリーム。
 夜は早速(でも、9時頃だった)、イカスミのソースを使ってみた。パスタはマ・マーのスパゲッティを使う。うまい!

mardi 13 juillet 1999 [mauvais/pleut]

 夜はプレェーゴへ寄った。明かりを落としているので、外からは営業しているのか分かり難かった。
 入ってみると女性客ばかり、といっても3組だけだが。冷房が強かったので少しゆるめてもらう。
 夜は久々の来店だった。仔牛ラグーのフェットチーネ(\1400)とカプチーノ(\450)を注文する。
 ラグーも食べたかった物の1つで、イタリアではポピュラーな家庭料理。細かくした牛肉をトマトソースで煮込んだもの。フェットチーネはやや太め。なかなか食べ応えあり。トマトが少な目だけどね。
 でも、夜の雰囲気はとても良い。2階にあり、客席側が全面ガラスなのである。が、見える景色に面白味がないのは残念だ。まあ、一人で行っているからいいか。

lundi 12 juillet 1999 [mauvais]

 久々にほんの少しだけ雨が降った。
 今日はFF8のエンディングをついに見ることができた。4度目の挑戦だった。
 これでしばらくはゆっくりと休めるかも。と思ったら、うー!emi☆さんからメールだぁ。
 スキームの解説を作らねばならんね。ほったらかしの自分が悪いのか。
 明日はボーナス日だし、明後日から2連休だし。まあ、やってみるか。

samedi 10 juillet 1999 [beau]

 今日は昼から草刈りをしてかなり疲れた。
 晩は久々にアンジェロへ行くことにした。しかし、相変わらず道に迷う。というか、どこにあるのか全然わからん。グルグル行ったり来たりして、おお見覚えが・・・、という感じで到着。
 「フェットチーネとスモークサーモンとイクラのサルモーネ」(\1080)とアイスカフェラッテ(\430)にした。
 サルモーネはサーモンとフェットチーネが主役だ。イクラはキャンセルしてもらった。フェットチーネはかなり量感があり、おなかに貯まる。卵の入った黄色いフェットチーネとピンクのサーモン、柔らかなホワイトソースに細かく刻んだ緑のイタリアンパセリが全体に散らばっている。
 これにチーズを削って入れることもできる。もちろん、入れないよ。
 今日はカウンターに座ってみた。でも、厨房は壁の向こうなので楽しみはない。手際を見ても同じだが、何となく好きなのだ。やっぱり、ちょっとでも作り手との会話ができる店が良いと思う。だから、小さなお店は楽しいのだ。

vendredi 9 juillet 1999 [beau]

 アメリカのユーザーは非常に行動力があり強い。大きなものには協力して立ち向かう姿勢がいつもある。
 ヤフーもジオシティーズもユーザーから見れば大きな組織である。ヤフーがジオシティーズを買収したのは先月だったろうか。
 その直後アメリカで大きな問題が起こっていた。ヤフー・ジオシティーズがユーザーのページに対する権利を主張し、将来において永続的にヤフー側が使用権を有するという契約更新をユーザーに求めたのである。
 これに反発した人々がボイコット・ヤフーというサイトを作り反対運動を起こし、本日ようやく和解が成立したという。それもボイコット・ヤフーの完全勝利という形でだ。
 果たして日本では、このうちのどこまでをユーザーが勝ち取るだろうか。1つの運動となるだろうか。ヤフーという大きな組織に抵抗を続けることができるだろうか。そして、ユーザーを代表する意見を守らせることができるだろうか。

 関連記事はCNET Japanにある。

mercredi 7 juillet 1999 [beau]

 今日、昼にNHKでイタリア語会話をやっていた。
 フランス語会話とまた違う雰囲気で面白かったが、アシスタントの若い女性がとても舌っ足らずで、あれで発音ができるのか?というか、ほとんど聞き取りできないぞ。
 でも、アルファベットをそのまま読むだけなので、特に難しい音はないようだった。1つ1つの音をしっかり発音するのは非常に楽だ。
 イタリア人はすぐに女性の方に手を回す。これもよく目に付いた。さすがだ。笑いもかなりあっけらかんと、独りよがりである。
 フランス人の笑いはどちらかというとウェットというか、いじめて笑わせるもんなぁ。

mardi 6 juillet 1999 [mauvais]

 最近、テレビでフランス語を聞く機会が増えているように思う。
 トヨタ自動車のCMはもう1年以上もフランス語で会話されている。
 ラルク・アン・シエルのようにバンド名や曲名にも使われるようになってきた。
 ところで、中田がイタリアで撮影したCMではイタリア人に英語で「Thank you」とか言ってたけど、それはいかんだろって思ったりして。

lundi 5 juillet 1999 [beau/mauvais]

 日本の道路には標識があふれているように思う。
 景観を気にしないのか、それとも過保護なのか。
 もしかすると、信号機のように(警察天下りの受け入れ会社が独占的なシェアを持っていた)、天下った誰かのために多めに発注しているのかもしれない。
 パリの市街を歩いていて、通りを示す標識がなくて困っていたら、建物の壁に小さな標識があった。
 最近は京都だけでなく、町おこしの一環で通りの名前を付けて標識を立てるのも珍しくない。
 日本人はとにかく形を大事にするが、道路が生活に関わる重要性を理解することが先決であろう。

demanche 4 juillet 1999 [beau/mauvais]

 天気が良くなり、午前中は自治会の草刈りに参加した。
 それにしても、中途半端な終わり方で、かなり働き足らない気がした。
 昼はポポラーレへ。やはり日曜日ともなると込み合っている。
 ベーコンとモッツァレラのトマトソース(\850)を食べる。グーである。
 マックピープルの7月号を見た。結局 Font List-up! の掲載は無かったようだ。
 夜は久々にケンタッキーフライドチキン。そう言えば、新幹線に乗る前に買って中で食べたけど、弁当よりは良いね。オリジナルチキンの香ばしい皮もいいが、ジンガーのガリガリしたのもいいね。
 さて、夜はFF8をやる。まだやっている。ようやくバハムートを手に入れた。

samedi 3 juillet 1999 [mauvais/pleut]

 プログラミングもやっと一息つける状態になった。
 プログラミングの面白さは、何もないところへ、知識とアイデアだけでソフトウェアという創造物ができあがるところではないか。それは机上の空論をあくまで机上で現実にする作業だ。
 また、プログラミングへのアプローチには個性が表れる。細かなサブルーチンから作っていく人、とにかく順番に作っていく人、見た目のレイアウトから作っていく人などである。
 それに1つ1つのプログラムにも個性が表れる。例えば、変数を使う場合、私は1つの変数を使い回すことがある。まったく別の用途に変数を拝借する。その分、複雑に変数の用途が変わるため間違えばバグの原因となりやすい。しかし、これによってメモリの消費を押さえる役割もある。
 このあたりは好き嫌いにもなる。なるべくスレンダーなプログラミングが好きな人と、安全性を重視して石橋をたたきながらでも良いという人がいる訳だ。
 今使っている REALbasic は内部の仕様が今ひとつ分からない。どのイベントがどの順に起こるのか分からないからだ。いくつかに分割されたプログラムがお互いに影響をしないで動いている間は順番など関係ないが、様々な利用形態を考えると、柔軟にプログラムを作り上げる必要がある。そのために、何度も使える部分と1度しか使えない部分など、プログラムを細かく分割して、必要な時に必要なプログラムを実行させる。
 ユーザーの動きを変数やイベント(マウスを動かす、キーを押すなど)で管理し、それに応じてプログラムを分岐させるのだ。
 それはゲームでもワープロでもどんなプログラムでも同じである。
 プログラムができあがるころ、フッと思い出して困るのがアイコンだ。これをどうデザインするかまた悩む。これに関してはプログラムの知識とは無関係なのだから。

vendredi 2 juillet 1999 [mauvais|pleut]

 最近の「ウリナリ」は安直すぎて面白くない。
 もはやどの企画もマンネリなのだ。
 ここしばらくバラエティ番組の中から歌を出すのが横行しているが、はっきり言って卑怯な手法である。
 まあ、最初は良いとしても、売れなくなってまでしつこく番組でカバーしようとしているのは、番組の内容もつまらなくさせているだけだ。
 特に「ウリナリ」の場合、何かを賭けることで進んでいるが、最近やりすぎである。
 上海で大々的にオーディションをしたブラビも、ケディという新メンバーを入れてもパッとしない。問題はやはり男性メンバーと番組の無理な課題にある。
 その影でまったく話題性の無くなったポケビも、ファンの期待と番組スタッフ個人の結婚指輪や婚約指輪を天秤に賭ける有様。どちらかを壊してしまうって、まったくふざけた話だ。
 こんな理不尽なことを続けていても、誰も喜ばないだろう。ファンが見たいのは彼らの舞台裏でのがんばりなのだ。ファンの気持ちまで番組の笑いに利用するよりも、ファンとの接点を増やすことを考える方が先決ではないだろうか。
 しかし、どうにもパットしないメンバーを辞めさせた方がいいとは思うけど・・・・