CyberDiary

jeudi 30 septembre 1999 [beau]

 世の中は知らないと損ばかりする。保証人になろう。
 連帯保証人と保証人は全然違う。お金を借りるとき、物を借りるとき、契約書に連帯保証人という覧がある。この連帯保証人はただの保証人とは訳が違う。
 保証人とは債務者(借りた人)が経済的に返済が不可能となった時に、その債務を保証しなければならない人だ。債務者が雲隠れした程度では責任を問われない。
 しかし、連帯保証人は常に債務者と同等の責任を要求される。共同の債務者で持ち分割合(借金の割り当て)があるとその分だけ責任を負えばいいが、連帯保証人だと借りてもいないものに対して借りた人と同じ責任をとらなければならないのだ。
 債権者(貸した人)は借金の返済請求を債務者にも連帯保証人にもして良いことになっている。その条件はまったく同等なのだ。
 保証人に対して返済請求を行うことができるのは、債務者が支払い能力を持っていないことを証明した場合(裁判所が認めた場合)に限られるので、かなり難しいのである。
 だから連帯保証を迫られて断りきれない場合、保証人なら良いよと逃げるのも一つの手段であろう。契約書から連帯を全部消して行くとかね。
 これが民法の規定なので、知ってるはずという前提がまかり通っているので、知らなかった人は色々損をしているかもね。

mardi 28 septembre 1999 [beau]

 随分前から気になっていることがある。
 それは新幹線の中をうろつく黒い影の存在だ。
 先日も車内で弁当を食べようと思ったら足下をそいつが行ったり来たり。またかと、思ったが、これはただごとではない。
 それはゴキブリである。小さいヤツだが、これが初めての出会いではなかった。もしかすると、これが新幹線に悪さをしていることもあったかもしれない。
 居眠りしている間に、こんなのが足下から上がってきたら嫌だね。もちろん、飛ばれた日にはパニックになるかも知れない。
 JR西日本はホームページ上でちゃんとクレームの窓口を紹介しているが、JR東海は公式なホームページすらない。これも困ったことだ。
 顧客のニーズを汲み取れない(その気のない)企業であることを世間にさらしているようなものだ。

mardi 27 septembre 1999 [beau]

 今日は久々に職業安定所へ行った。今回は仕事上、必要があって行ったのだ。
 それは新しく採用した人の雇用保険の加入手続きである。
 これが笑うほど簡単なもので、本人については名前しか書いていない書類を提出するのだ。
 これでは本人の意思を全く確認する術がないではないか。離職票や年金手帳のように本人しか手にしない書類は必要ないらしいし、どこにセキュリティがあるのか不思議で仕方がない。
 もちろん、転職者の場合、加入者番号を書くのだが、今回はそれも空欄であった。
 それでもコンピュータで調べてその人の前職がすぐに分かるのだ。
 しかし、本人が知らない間に誰かが雇用保険の申請をしてしまったら、本人は失業保険を受けられなくなるのではないか。そうでなくても、あまりにも簡単に名前だけで手続きをしてしまうのは、非常に危険であろう。

vendredi 24 septembre 1999 [mauvais]

 世の中には知らないと損することが多すぎる。
 サービスの提供者が親切に教えてくれることは少ない。
 先日聞いた、定期券の話では京都−大阪間は特別に安いため、その区間を含んだ定期を買うときは京都や大阪で定期を分割した方が安くなると言うことだった。窓口で明らかな計算結果を知りながらも、犯罪者扱いの罵詈雑言だったらしい。
 それはともかく、NTTは様々なサービスをやっていて、非常に分かりにくい反面、ホームページや電話などで組み合わせのアドバイスを受けることができる。
 しかし、どんなサービスがあるのか分かっていないと効率よくはならない。
 諸兄の会社では営業マンが携帯電話を持っていないだろうか。それらを1つの請求書にまとめるだけで基本料金の6%〜8%が割り引かれる。通話料の割引は5回線以上で、こちらは自動的に適用される。
 更に、通話料の割引サービスを基本料金に通話料が含まれている割引サービスに変更すると、上記の割引が元の基本料金と通話料に適用されるのと同じになる。
 また、いちねん割引という契約期間が3年未満の場合、1年〜5年の使用継続を電話で約束するだけで7%〜15%の割引が受けられる。契約期間が3年を越えると申し込みできない。長期割引と割引率が同じなので必要ないらしい。
 このような基本料金の割引は積み重なって適用されるので、複数のサービスを利用するとかなりお得だ。しかし、中にはペナルティや他の契約が解除されるものもあるので、しっかりと問い合わせておく必要がある。

 銀行の振込手数料も工夫次第で安くなる。窓口を使わずにATMを利用するだけで50円〜100円安くなる。
 例えば、滋賀銀行だと同支店間の振替も手数料315円(3万円以上)が必要になった。しかし、ATMを使って、通帳から通帳への振替は無料なのだ。
 そこで、振り替え用に通帳とカードを作り、振り込むお金を一端その通帳に入れ、そこから振り替える(カードを使用する)だけで手数料が無料になるのである。
 振り替え用の通帳を作るのはカードを使うため、安全性を考えて残高0円の通帳を作るためだ。
 何でも多少面倒に思うかも知れないが、抜け道のような組み合わせがあるのである。企業が無料のサービスを優良に切り替える以上、利用者の意識も切り替える必要があるのだ。
 昔はなかったサービスなら昔に戻れば必要ないのである。そう思えば、多少の不便も我慢できるのではないだろうか。それで節約できるならなおさらである。

mercredi 22 septembre 1999 [mauvais/pleut]

 今日は大阪オフだ。「Lty-Mac大阪支部」のメンバーが集まる。
 久々に梅田を歩いた。また随分と風景が変わっていた。
 「Asian Kitchen」で食事をし、2次会はカラオケボックスへ。
 帰りは黒ボンバーさんに家まで送ってもらった。往復切符の帰りの切符は返金してもらった。手数料210円ってのは知らなかったが無事に戻ってきた。

mardi 21 septembre 1999 [pleut|mauvais]

 銀行は所詮、他人のふんどしで相撲を取っている。彼らにとってお金は営業成績の数字でしかない。
 販売店が1万円の利益を出すのにどれだけ苦労をしているのか、彼らは理解していない。
 今日は非常に腹が立った。会社の預金を担保に借金を迫ってくるのだ。借りる必要のない金を、しかも預けたお金を担保にして融資を行い、9月の中間決算の数字を都合良くするのである。
 数千万になると印紙代だけで1万円。更に当然利息を取られる。これが押し売りされた結果だ。
 金融監督庁のページにアクセスしてみる。ここに苦情の窓口となる銀行協会の電話番号がある。しかし、彼らは銀行の味方なのか天下り職員なのか、苦情を聞くという態度ではない。
 そこで、金融監督庁に電話をしてみた。そこで、近畿財務局の金融監督課を紹介してもらう。
 銀行の行いはモラルに反するが違法ではないため、訴えることはできない(そのつもりはない)が、担当者は話を聞いてくれた。これだけでかなり気分が楽になった。
 さて、ここまで来たらどうせなら銀行の本店に苦言を呈すことにした。やはりこれが一番効果的なようだ。
 会社ぐるみでやってる訳はないやろうと聞くと、もちろんハイとは答えられない。
 最後の最後に金融監督庁の名前を出すとかなり動揺していたようだった。これで次は許さんぞと警告になっただろうか。
 それにしてもこういう納得の行かないお願いは日常茶飯事である。できるだけ突っぱねているが、己にどれだけのメリットがあるかといつも疑問に思うことばかりだ。
 不要な商品を作って売り歩く時代は過ぎたのだ。銀行の体質改善が進まなければ、日本の経済も改善されないことを一人一人が認識して欲しいものである。もはや、それのできない銀行や社員は不要であろう。

demanche 19 septembre 1999 [mauvais]

 怪鳥のお宅でとんかつをごちそうになった。うまかった。どうしてこんなものが作れるんだろう?不思議だ。
 夜12時前に家に着いた。真っ暗。電気が点かない。ブレーカーも落ちてない。外に出てメータを見たら横のスイッチが落ちていた。誰かのいたずらか。
 停電になると何が大変かって、タイマーのセットである。ビデオは動いていたので、オーディオ、留守電、給湯器のリモコン、電子レンジの時計をセットする。当然、マニュアルを探さないといけないので面倒なのだ。
 そういえば、玄関の時計は電池切れでずっと止まっている。

mercredi 15 septembre 1999 [pleut]

 大津アーカスで「エントラップメント」を見る。いすの座り心地は良い。
 主演のショーン・コネリー、キャサリーン・ゼタ=ジョーンズにも文句はない。しかし、どこか物足りない。
 どんでん返しの展開もあまり効果的でなかったか、派手なアクションもあまりなく、深い謎解きもなく、軽やかなおしゃれな映画のようだった。
 男と女もあれだけ歳を離れると二人の関係に真実味を付けるのは難しいような・・・

lundi 13 septembre 1999 [mauvais]

 今日は新幹線で東京から帰ってきた。1割ほどの乗車で、3人掛けの方は全部空いていた。
 マンションに着くと土砂降りの雨だった。
 冷蔵庫でクタクタになった野菜を捨てた。さすがに1月も経つと液状化していた。

vendredi 11 septembre 1999 [beau]

 幕張で開催されている「World PC Expo 99」の最終日、iBook の展示を見に行った。
 直前に発表された「G4」マシンも22インチ液晶モニタも並んでいた。もちろん、iMac や iBook の実機にも人の列。
 こういう所に足を運んでしまうと、買わずにはいられなくなってしまうのだ。

 写真:G4 Mac / iBook(1) / iBook(2) / 22型液晶パネル / Apple ブース

 夜はロブさんとご飯を食べて、初の「ゲイバー」へ。
 前々から行こうと言われていた歌舞伎町のゲイバーであった。はっきり言って面白い。
 まあ、ノリの良さもさることながら、綺麗とか汚いとかそんなのは抜きで、ショーなどもあって、一生懸命さが非常に良い。
 女性のような良さも持ちながら、男性の良いところも持っているような、そんな芸人魂のようなものと言ったら分かりやすいだろうか。
 ともかく、気持ち悪いところかと思ったら、全然そうではなかった。
 女性が足を見せて稼ぐところを、彼らは体を張って稼いでいるくらいすごい。

mercredi 8 septembre 1999 [beau]

 セブンイレブンでグレープフルーツのパックを買う。
 オリジナル商品なのでここでしか売っていないのだ。これが美味しい。かなりまろやかなので、独特の苦みが苦手でもグビグビ飲める。果肉が少しだけ入っている。
 アップルジュースも同じシリーズで売ってある。どちらも製造は農協なのだ。
 農協の100%アップルジュースはめっちゃうまい。でも、セブンイレブンのは濃縮還元タイプで違う物のようだ。
 こんどは確認のためそっちも買ってみようかな。

samedi 4 septembre 1999 [mauvais]

 物の価値ははっきりとしているが、人の価値は分からない。
 人の価値というのは、その技術をいくらで買うかという意味です。
 例えば、絵であったり、音楽であったり、プログラムであったり。
 音楽やプログラムや文章などは、CD、ソフト、本という媒体に載って売られる。
 音楽だけを見ると、CDはどのアーティストも同じ値段。だからそこには技術の差が買い手の価格には反映されていない。しかし、数を売ることでアーティストには異なった収入がある。これが実力世界の人の価値というものか。
 だが、絵や陶器のようなものは1つ1つが稀少で買い手に大きく価格の負担がのしかかる。これらは業界がその価格を決めて、人をランク分けしてしまう。
 ともかく、まじめに考えても報酬の値段は難しい。結局は受け取る本人がそれで満足し、支払う方もそれで納得する値段と言っても、結局は基準がないので簡単には行かないのである。
 世の中、人の価値というのはどうやって決まって来たのかなぁ。時々、謎に思うことがある。

vendredi 2 septembre 1999 [mauvais]

 今日、セイコーマートでりんごチップス(ポーラフーズ株式会社)を買った。バナナチップスもあまり見かけないが、りんごチップスも滅多にないのだ。
 パッケージが小さいのだが、カップに入っているのである。
 実は、初めてであったりんごチップスは長野である。確か駅前のミドリで大きな袋に入って売られていた。かさばらない栗ようかんか、珍しいりんごチップスかいつも迷うのである。当然そういうときは両方買う。
 で、長野にはそうそう行けない訳で、当時千葉に住んでいた私は大発見をしたのである。
 船橋の新京成薬園台駅の近くにあったスーパー(コンビニだったか)にポテトチップスのような赤い袋の林檎チップスが売られていたのである。これはもう、毎日のように買っていた。給料もらうと買い込んでいた。しかし、250円とポテチの倍の値段は辛かった。
 だが、関西にはなかったのだ。10年という歳月が流れ、再会したりんごチップスは見た目は変わったけど、中身は同じ、味も同じだった。
 めでたし、めでたし・・・