ログファイルにはアンカータグを押した時の日付と時間、目的のファイル名、使用者のホスト名などが記録されます。(最後の数字は日時を示しています)
カウントの多い順、名前の順(コード順)に並び替えて表示することができます。
ファイルをダウンロードする場合の動作手順は次のようになります。
通常のリンク | DL rankingを使ったリンク | |
---|---|---|
ソースファイル | <A HREF="software.sit.hqx"> DOWNLOAD </A> | <A HREF="download.cgi?software.sit.hqx"> DOWNLOAD </A> |
クリック | software.sit.hqx を呼び出す | download.cgiを呼び出し、「software.sit.hqx」を 文字列データとして受け取らせる |
CGIの動作 | - | 受け取った文字列をログファイルに記録 同文字列のファイルを呼び出す |
表示 | software.sit.hqx をダウンロード | software.sit.hqx をダウンロード |
(HTMLファイルの場合はそれが表示されます。) |
画面上の結果は同じですが、CGIを通すことで、その記録を残して、集計された記録を見ることが出来るようになります。
プログラムのダウンロードだけでなく、リンク先ファイルの統計全般に利用できます。
download.cgi | (実行プログラム) |
delete.cgi | (データ削除用プログラム) |
total.csv | (積算用ログファイル) |
filelog.csv | (ログファイル) |
index.html | (ディレクトリの目隠し用) |
test.html | (テスト用ファイル。メニューインデックス) |
TEST1.sit | (そのまま送ってください) |
TEST2.sit | (そのまま送ってください) |
これによって download.cgi に対して、ダウンロードしたい(記録したい)ファイル名を引き渡します。
ダウンロードファイルは download.cgi の中で指示したディレクトリから呼び出します。
ファイルが存在しない場合、「No File」と題したページが表示されます。
ダウンロードランキングを見たいとき:
<A HREF="download.cgi">ランキングを見る</A>
ファイル名を省略するだけでOKです。
最新のログファイルを見たいとき:
<A HREF="download.cgi?filelog.csv">ログファイルを見る</A>
ログファイル名をCGIへ引き渡します。
これはサーバーの perl プログラムの場所を示しています。プロバイダに確認してください。# 集計画面のタイトル
# リンク先ファイルのディレクトリ
# 受け取ったファイル名の前に付加します。
$file_host = "./";
実際にDLファイルの保管してあるディレクトリを表記します。この後ろに受け渡されたファイル名がつながりますので、必ず最後に「/」を忘れないでください。# 戻るページ
download.cgiのファイルから見た相対的な位置か、サーバー内での絶対的な位置指定を行ってください。【相対的な位置指定の場合】
「./」・・・同じディレクトリ
「../」・・・1つ上のディレクトリ(親ディレクトリ)
「archive/」・・・1つ下の archive ディレクトリ(名称は任意)
「../archive/」・・・1つ上のディレクトリにあるサブディレクトリ(名称は任意)【絶対的な位置指定の場合】
「/home/user/archive/」・・・FTPで転送するときのパス(プロバイダが設定したもの)にディレクトリ名(任意)を付加する【ディレクトリが複数ある場合】
リンク先として受け渡すファイル名にディレクトリ名をそれぞれ付加する必要があります。
$file_host の設定はそれらディレクトリに共通の親ディレクトリを指し示す必要があります。
「Back」と表示されたアンカーのリンク先。# ログを記録するファイル名
ログファイルです。下記の最大件数までここに記録されます。# ログを集計するファイル名
必ず読み書き可能なディレクトリに入れる必要があります。
別ディレクトリに入れる場合は、ディレクトリ名を付加してください。
積算ログファイルです。下記の最大件数を超えた分はここにまとめて集計されます。# ロックファイル名
必ず読み書き可能なディレクトリに入れる必要があります。
別ディレクトリに入れる場合は、ディレクトリ名を付加してください。
ファイルの同時書込を回避するためにロックファイルで書込の許可があるか判別します。# 最大ログ記録件数
必要に応じて自動作成されるため、普段は存在しませんが、ロック中のみ作成されます。
他のCGIのロックファイルと名前が同じにならないように注意してください。
必ず読み書き可能なディレクトリに入れる必要があります。
別ディレクトリに入れる場合は、ディレクトリ名を付加してください。
これを越えた分は自動的に集計ファイルへ記録を積算します。# 連続DL記録の回避時間(秒)
「0」に設定すると記録されなくなります。(ダウンロードはできます)
同じファイルに対して同じホストのユーザーからのダウンロード操作があったとき、一定時間を空けて記録します。# グラフバー
IEを使用していると、5秒~3分の間を置いて2回ログが発生することがありましたので、その対策にもなっています。
グラフを表示するときの文字です。左から右へ繰り返し表示して棒グラフのように使います。# ログ表示の最大行数
<IMG SRC="block.gif">としてイメージを繰り返し配置することもできます。
ログ表示をするときにテーブルを組む最大の行数です。# 並べ替えのデフォルト選択
大きいと表示に時間がかかります。
ランキングを表示する時の並べ替え方法を選択できます。ここでは指定なしの場合の標準値を設定します。# 更新日の表示(ON=1/OFF=0)
ファイル名:A-Za-zの順
カウント数:カウント(ダウンロードやアクセス数)の多い順
更新日:ファイル更新日の新しい順
アクセス日:最終アクセス日の新しい順
CGIを呼び出す時に「download.cgi?sort=1」として指示することも可能。
ランキング表示画面で各ファイルの最終更新日(アップロード)を表示します。# アクセス日時の表示(ON=1/OFF=0)
この機能はCGIとダウンロードファイルが同じサイトにある場合のみ(ファイルの存在チェックが可能)正常に表示されます。
0の時、並べ替えもできません。
ランキング表示画面で最終アクセス日(ダウンロード)を表示します。# 色の設定
0の時、並べ替えもできません。
$tablecolro = テーブル全体色。# 動作テストモード(ON=1/OFF=0)
$headcolor = テーブルのヘッダーで使用する色。
$ratiocolor = グラフのブロック部文字色。
$newcolor = 最近(30日以内)登録・更新されたファイルを表示する行の背景色。
$delcolor = 削除されたファイルを表示する行の背景色。
動作テストモードではログは記録されますがダウンロードは行われません。
実際に使い出すときはこれを「0」にしてください。
(テストモード中は test.html へ戻るように固定しています。)
index.html はCGI用にディレクトリを新しく作成したときに使います。そのディレクトリの中を覗かれないようにするもので、ファイル名を省略したときに呼び出されるものです。
(ファイル名を省略したときに呼び出されるファイル名に変更してください。)
パーミッションの設定は次のようにしてください。
ディレクトリ | 「777」(下記ファイルを含むディレクトリ) |
download.cgi | 「755」 |
delete.cgi | 「755」(安全のため、必ずファイル名を変更してください) |
total.csv | 「777」 |
filelog.csv | 「777」 |
index.html | (特別に指定する必要はありません) |
パーミッションの設定はFTPやTelnetのソフトなどを使用して変更します。
File Name[S] | Count[S] | Ratio Graph | Update[S] | Access[S] |
---|
一覧表は最大表示で上記5つの項目が表示されます。
Update、Accessは初期設定で表示/非表示を設定します。
タイトル行にある[S]の部分はソートを意味しています。これをクリックするとそのタイトルに応じた並び替えを行って一覧表示します。
リンクから直接ソートを指定することもできます。
download.cgi?sort=0:ファイル名
download.cgi?sort=1:カウント数
download.cgi?sort=2:ファイル更新日
download.cgi?sort=3:ダウンロードアクセス日
「delete.cgi」を起動するとログファイルと集計ファイルを別々にカウントした表が現れます。
表の右にはファイルがあるかどうかチェックした結果(Yes/No)がありますが、これはCGIと対象ファイルが同じサイトにある場合のみ機能します。
ファイル名の頭にあるラジオボタンを1つ選択して、「DELETE」ボタンを押せば対象ファイルのデータを削除します。
ここで削除されるのは集計ファイルのデータだけです。もし、ログファイルにカウントが残っている分は一覧に集計されます。
実行ファイル名を変更したとき:
CGIの中からログファイルを見る画面に切り替えるために実行ファイルを標準の名称で呼び出していますので、その部分のファイル名の表記を変更する必要があります。
バージョン1.3以前のログファイルとの互換性:
v1.4を使用してログファイルを新しいパターンに書き換えることができます。
v1.5からはその機能を省略していますので、1.3以前のログファイルは抹消してください。