記述式計算機の使い方

【基本操作】

テキストボックスに計算式を入力します。「=」は要りません。
式には四則演算の記号だけでなく、数学用の関数を使うことができます。

【四則演算】

計算式には四則演算の記号だけでなく、「()」も使えます。
8進数、16進数を使った計算もできますが、答えは10進数で表示されます。
計算用の記号は次の通りです。

+ たし算 例:5+3
- ひき算
負の数
例:15-7
例:3*-6 (答:-18)
* かけ算 例:3*8
/ わり算 例:18/3
% わり算の余り 例:5%2 (答:1)
() 計算の優先順を指定 例:(3+2)*6+4
0nn 8進数 例:011 (答:9)
0xnnnn 16進数 例:0xffff (答:65535)

【使用できる関数】

演算記号の他に、JavaScriptで定義された演算関数をそのまま使うことができます。
関数内の「n」「m」には任意の数を入れて計算してください。

演算
Math.pow(n,m) nのm乗 例:2 = Math.pow(2,3)
Math.sqrt(n) nの平方根 例:Math.sqrt(2)
定数・定理
Math.SQRT1_2 2の平方根の半分
Math.SQRT2 2の平方根
Math.PI π(3.141592653589793)
Math.exp(n) nの累乗
Math.log(n) nの対数
Math.LOG2E 2を底とするeの対数
Math.LOG10E 10を底とするeの対数
Math.E 自然対数の底e
Math.LN2 2の自然対数
Math.LN10 10の自然対数
三角関数
Math.sin(n) nのサイン(正弦)
Math.cos(n) nのコサイン(余弦)
Math.tan(n) nのタンジェント(正接)
Math.asin(n) nのアークサイン
Math.acos(n) nのアークコサイン
Math.atan(n) nのアークタンジェント
数値の変換
Math.random() 乱数(0~1の間の小数を発生させます) 例:Math.random()
Math.abs(n) nの絶対値 例:Math.abs(-15)
Math.max(n,m...)

nやmなど複数の値の最大値

例:Math.max(7,3,15,12)
Math.min(n,m...) nやmなど複数の値の最小値 例:Math.min(7,3,15,12)
Math.ceil(n) 小数nを切り上げた数値 例:Math.ceil(3.25)
Math.floor(n) 小数nを切り捨てた数値 例:Math.floor(3.25)
Math.round(n) 小数nを四捨五入した数値 例:Math.round(3.25)

【変数を使った書式】

計算式に変数を使うことができます。式の前に変数に値を代入しておきます。
式は「;」で区切りましょう。

例:n=10; Math.pow(n,2)*Math.PI
例:r=Math.random()*5; Math.floor(r)

【エラー表示】

undefined 値が存在しません
NaN 数値ではありません(関数が間違っている場合など)
Infinity 0でわり算した場合に計算不可能