フォームの基本タグで、各パーツはこのタグの内側に記述します。 HTML5では、このタグは省略できるようになります。
<form action="form_recieve.cgi" method="post"></form>
送信ボタンを表示します。 属性は以下の<input>タグで共通です。
<input type="submit" value="送信">
HTML5では<form>タグが省略可能となり、下記の属性が利用できるようになります。
リセットボタンを表示します。
<input type="reset" value="リセット">
テキスト入力フィールドを表示します。
<input type="text" name="textfield" value="入力データ">
上記のフォームを送信した場合、「textfield=入力データ」となります。
HTML5で新たに使える属性があります。
<input type="text" name="html5-1" placeholder="入力データ"> <input type="text" name="html5-2" value="500" min="10" max="1000" required>
入力したテキストが見えないようにマスク処理されます。
<input type="password" name="secretcode" value="12345">
上記のフォームを送信した場合、「secretcode=12345」となります。
入力項目が表示されません。表示が不要で、送信が必要なデータをデフォルトで用意したり、JavaScriptで書き換えます。
<input name="setting" type="hidden" value="today">
上記のフォームを送信した場合、「setting=today」となります。
ラジオボタンを表示します。 複数のラジオボタンを一組にして、その中の1つだけにチェックマークを付けることができます。 属性には下記の注意点があります。
<input type="radio" name="rb1" value="m" checked>男性 <input type="radio" name="rb1" value="f">女性
男性 女性
上記のフォームを送信した場合、「rb=m」というデータが送信されます。
<label></label>タグで囲うと、表記の部分もクリックできるようになります。
<label><input type="radio" name="rb2" value="m" checked>男性</label> <label><input type="radio" name="rb2" value="f">女性</label>
チェックボックスを表示します。 複数のチェックボックスを一組として扱います。属性はラジオボタンと同じです。
<input type="checkbox" name="cb" value="25" checked>滋賀県 <input type="checkbox" name="cb" value="26">京都府 <input type="checkbox" name="cb" value="27">大阪府
滋賀県 京都府 大阪府
汎用ボタンを表示します。 JavaScriptを呼び出して任意の動作を実行させます。
<input type="button" value="押す" onClick="alert('OK')">
複数行必要なテキスト入力フィールドを作ります。 開始タグと終了タグの間にテキストを入れるとデフォルトの入力文字列となります。
<textarea name="textarea" cols="50" rows="5" id="textarea" wrap="off">入力してください</textarea>
入力してください
選択メニューを配置します。押すとメニューが開くタイプと、複数行表示から選択するタイプがあります。 各項目は<option>タグで設定します。開始と終了タグの間に表示の項目を記述し、value属性で送信データを指定します。
<select name="smenu1"> <option value="25" selected>滋賀県</option> <option value="26">京都府</option> <option value="27">大阪府</option> </select>
「滋賀県」を選択した場合、送信されるデータは「smenu=25」です。
<select name="smenu2" size="3" multiple> <option value="25" selected>滋賀県</option> <option value="26">京都府</option> <option value="27">大阪府</option> </select>
Windowsでは、Ctrl+クリックで選択追加。Shift+クリックで範囲選択。 MacOSでは、option+クリックで選択追加。
ラジオボタンやチェックボックスと組み合わせて使用します。 タグで囲った部分をクリックしてチェックが入るようになります。
この場合、for属性は省略できます。
<label><input type="checkbox" name="cb" value="25">滋賀県</label>
滋賀県
ボタンとラベルが離れていても使用できます。
<input type="checkbox" name="cb" value="25" id="p25">・・・<label for="p25">滋賀県</label>
・・・滋賀県
HTML5で追加されるタグや、属性は使用できるブラウザの確認が必要になります。
HTML5で追加されるタグ。テキストフィールドと組み合わせてプルダウンメニュー(コンボボックス)を構成する。項目は<option>タグで指定する。
<input type="text" list="pmenu"> <datalist id="pmenu"> <option value="滋賀県"></option><option value="京都府"></option><option value="大阪府"></option></datalist>
そのまま入力することもできますが、テキストフィールド内を2度クリックするとメニューが表示されます。オートコンプリート機能もあるので、入力途中でも選択肢が表示されます。
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