フランス 2000

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はじめに

旅行の目的

新婚旅行。(voyage de noces)
出来るだけ安くするために、料金の安い時期を選択。
JTBのパーソナルプランで、飛行機とホテルを確保する。(8日間・Aグレード)
オプションで朝食と2回の夕食を付け、モン・サン・ミッシェルの日本語ガイド付き日帰りツアー(MyBus社)を申し込んでおく。
京都-関西空港間ははるかの往復割引切符とJRの乗車券も取ってもらった。
申込みは地元の京阪津ツーリスト。

出発前の準備

銀行の外貨宅配サービスを利用して3000フラン(約6万円)を用意。申込みの次の日には到着していた。
為替相場は1F=16円、両替の手数料を入れ1F=20円。
日本円は34千円、友達にもらった500F(約1万円)も持っていく。

荷物

あまり大きくない旅行用の取っ手付きトランク(無印良品)。iBook用に買ったショルダーベルト付きのバックパック(サザビー)、肩から掛ける小さなバッグ(サザビー)。

トランクあまりポケットがないので、下着などは小袋に分けて入れる。
4日分の着替え(洗濯するため)、スーツ2着とワイシャツ&ネクタイ、変圧器とプラグアダプタ、デジカメ充電器、ひげ剃り
バックパック飛行機に持ち込む大きな荷物を入れる。中を開けるには2カ所の簡易ロックを外してカバーを開けなければならない。外に3つのポケットがある。
セーター、おやつ、小型三脚など
ショルダーバッグ貴重品を持ち歩くためのバッグ。外に2つのポケット。
パスポート、デジタルカメラ、ガイドブック、日程表、メモ帳とペンなど
その他荷物になるコートは着て行く。手袋、マフラーも携帯。財布は日本円だけ。

mercredi 26 janvier 2000 [mauvais]

関西空港

朝はゆっくりと8時32分の新快速に乗り、京都からはるか(9:16)に乗り、関西空港(10:33)へ。
首から掛けるパスポートケース、旅行用スリッパ、ダイヤル式錠2個を買った。

12時45分発のエールフランス(AF291便)でシャルル・ド・ゴールへと向かう。
機内では2回の食事。そして、映画「The Sixth Sence」「Runaway Bride」を日本語吹替で見た。ちなみに英語の字幕。
エールフランスのエコノミークラスだが、各座席にテレビモニタが付いていて、自分の好きな映画を選んで見ることが出来る。更にゲームも出来るようになっていて、テレビの操作パネルを引き出すとファミコンのようなコントローラーになっているのだ。
エールフランスはJALとの共同運行を行っているので、JALの飛行機で行けることもあるのだ。
飛行中はほとんど起きていた。パリには夕方に到着するので、ホテルに着いたら直ぐに寝るつもりであった。次の日の朝までグッスリ寝て起きれば時間の調整できるだろう。

シベリア上空

日本からパリへはシベリア上空が近道なのだ。
メルカトール図法の長方形の地図では分からないが、地球儀で大阪とパリに糸を当ててみればはっきりと分かるだろう。

シャルル・ド・ゴール

関西空港を発って約13時間。時差は8時間。
予定通り17時40分、シャルル・ド・ゴールに到着した。
入国は、パスポートと入国カードを見せるだけ。何も聞かれないので簡単だ。
安い旅行のため送迎はなしと聞いていたが、ちゃんとホテルまで送ってもらうことができた。

コンコルド・ラ・ファイエット

凱旋門からシャンゼリゼ通りの反対方向へと進んだ広場にあるホテル・コンコルド・ラ・ファイエット(Hotel Concorde la Fayette)は、34階建ての比較的新しい建物で、パリ市内は4階~6階程度の建物がほとんどなので、市内のどこからでも見ることができた。
ブローニュの森が南西に広がり、ポルト・マイヨー広場にはメトロ(地下鉄)とRER(郊外特急)の駅がある。また、大きなショッピーングゾーンであるパレ・デ・コングレが隣接している。立地は非情に良いところだった。
エレベーターが建物の中央にあり、客室は建物の周囲を埋めるように作られているので、廊下からその展望を楽しむことはできない。

ホテルの窓から

部屋は1520室。エレベーターの表示では「15」階で降りることになる。
フランスではロビーの階をRez-de-chaussße(れドゥショセ)と言い、これが日本で言う1階となる。
コンコルド・ラファイエットの場合、Rez-de-chaussßeを「0」と表示し、更に「00」「M」というボタンがエレベーターにあり、レストランのある「1」階はその上となっていた。

残念ながら北側の部屋だったので、エッフェル塔や凱旋門は見ることが出来ない。しかし、北東にモンマルトルの丘が見え、夜もサクレ・クール寺院の明かりを眺めることができるのだ。
おにぎりとサンドイッチを食べ、時差を調整するために、この日は早々に眠ることにした。


Next Day

Written by Shurey